大学概要【2019年度実施分】全日本学生室内飛行ロボットコンテスト機体製作と出場
理工学部
2018年度に引き続き, 全日本学生室内飛行ロボットコンテストへの出場を目的として, 講義科目で得た航空工学ならびに流体力学に関する学問的知識を基盤とした学生独自設計による飛行機(ラジコン操作)の機体を製作し, 全国の大学?工業専門学校生と競い, 交流することにより社会性を磨き, 知識をモノづくりに活かす実感的モノ作りの喜びと, チームワークを通したコミュニケーション能力の体得を目指す活動を実施しています.
ACTIVITY
一般部門とマルチコプター部門へのエントリー
2019/12/12
第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテストにエントリーを行いました。今年は、一般部門とマルチコプター部門の2部門にエントリーし、各部門に参加を希望する学生により機体製作を行いました。一般部門は24校、マルチコプター部門は14校が出場しました。今年度の機体は、昨年の反省を活かして、安定した飛行ができる機体にすることを目標にし、予選通過が次の目標です。
一般部門では、3DCADで設計した主翼や胴体のパーツをレーザー加工機により製作する方法を主に採用しました。昨年までは、3Dプリンターを使うことも多かったのですが、製作の時間短縮や、ベニア板の切り出しでも十分なシンプルな部品設計を行う方針に変えました。一方、マルチコプター部門の機体は、炭素繊維強化樹脂(CFRP)を主として用いて、昨年度までの課題だった軽量化と剛性の向上を行いました。結果的に大幅な軽量化を実現しました。
マルチコプター部門の結果
2019/12/19
第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテストに参加したマルチコプター部門チームの結果報告です。今年は、中部大学で行われた技術交流会にも参加し、情報を収集しながら機体設計を行いました。最終的にコンテスト本番への出場権を獲得するための、1分以上の飛行を行うことができました。
大会本番では、本番直前の練習飛行時に起きた機体の故障もありましたが、なんとか予選飛行までに修復を行いました。本番の緊張感の中、また練習していた環境とは異なる会場での機体の操縦が想像以上に難しいことなどから、飛行自体は安定していたのですが、思ったほど得点を稼ぐことができず、予選通過はなりませんでした。今回は、機体の設計方法と製作ノウハウの蓄積から、大会本番までとても順調に進めてきていたので、決勝進出を逃した落胆は大きいものでした。しかし次年度への機体製作活動に向け十分なノウハウが獲得できた点では大変有意義なコンテストになりました。次年度の活躍に期待したいと思います。
一般部門の結果
2019/12/24
一般部門の参加登録メンバー
第15回全日本学生室内飛行ロボットコンテストに参加した一般部門チームの結果報告です。今年は、中部大学で行われた技術交流会にも参加し、情報を収集しながら機体設計を行いました。最終的にコンテスト本番への出場権を獲得するための、1分以上の飛行を行うことができました。
大会本番では、本番直前の練習飛行時に起きた機体の破損により、予選飛行までに修復が完全にできず、飛行安定性を失う結果となりました。機体を操縦するパイロットにとって大変困難な機体にはなってしまいましたが、予選飛行を最後まで諦めずに挑みました。残念ながら予選通過は叶いませんでしたが、次年度への機体製作活動に向けた、ノウハウが獲得できた点では大変有意義なコンテストになりました。