大学概要【2022年度実施分】ポートフォリオを活用した学生の主体的な学びのサマライズとリフレクションを促すサポートプロジェクト

薬学部

ポートフォリオを活用した学生の主体的な学びのサマライズとリフレクションを促すサポートプロジェクト
実施責任者:大津 史子

ポートフォリオに学生自ら様々な学修成果を集積し、サマライズすることにより、学修成果の可視化(学修成果のわかる化、キャリアデザインシートの活用)を行う。これにより、予測困難な時代の中で生涯学び続けなければならない学生たちが自らの学びの成果を自ら言語化し、可視化し、意味づけしながら、学びを通して自己をプロデュースする自律的な学修者へ成長することをサポートする。

ACTIVITY

自分のキャリアを自分でカスタマイズし表現する!

2022/11/23

開発したキャリアポートフォリオのカスタマイズ画面

自律的な学修者への成長を促す取組として、まずは、「キャリアポートフォリオ」を学生自らカスタマイズし、キャリア形成に活用できる機能の開発をおこなった。その結果、学びの出力を自分でカスタマイズできるようになったので、次に、キャリア形成関連科目と連携し、自分の成長や得意を自らの言葉で言語化する機会の創出に繋げたい。

キャリア関連科目におけるキャリアデザインシートを利用した自分のキャリアを意識する取組

2022/12/21

1年生の薬学概論1において、キャリアを考える取組として、キャリアデザインシートへの記入を行っている。特に、講義の後半では、写真に示した卒業研究や卒後の職業に関する情報を読み、自分のキャリアをイメージし、それに向かって今学ぶ目標を自分の言葉で書く取組を行っている。

6年制薬学ガイドの研究室や卒業後の進路の紹介

キャリアデザインシートの出力一部抜粋:取り組み後に目標を記載している。

学生の主体的な学びの可視化による資料を作成して、3学年の学生の学びをサポート

2022/12/21

1,2,3学年で行われた指導教員との面談において、ポートフォリオを活用した①学修成果サマリー、②GPS-Academic、③学習スタイル調査を作成して面談のサポートを行った。2,3年生は6月、1年生は11月に実施した。①では学習全般と自己の振り返り、②からはストレス対応やリーダシップなどの状況が可視化され、面談をサポートした。

①学修成果サマリーの出力一部抜粋 (10項目のうち3つ)

②GPS-Academicの出力一部

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