大学概要【2020年度実施分】名城ブランドサイエンスティーチャー(MBST)プログラム
教職センター
教職を目指す意識の高い理系学生に対し、より発展的な探究、教材開発を行う。理工学部?農学部の学生を対象とし、学年を越えた縦のつながりと、横(2学部、理科?数学?農業?工業?情報の免許取得者)のつながりを構成し、本気で教職を目指す学生同士のつながりを形成して鍛え、名城大学というブランドを背負うにふさわしい質の高い教員を一人でも多く教育界に輩出する。
ACTIVITY
活動報告1
2020/11/26
第1回 8月4日(火)18時~19時 コロナのためZoomで実施 10名参加
今年度最初がZoomになりました。2年生から4年生までがそれぞれ自己紹介を行い、教員採用試験を受けた4年生からは、その報告を2~3年生向けに行ってもらいました。
また、フェイスシールドのつくり方を紹介しました。4号館の教室(B04理科室)に材料を置き、立ち寄った際、各自で作成できるようにしました。
活動報告2
2020/11/26
第2回(対面初回) 9月19日(土)15時~16時30分 4号館B04教室 10名参加
第1部 対面の初回ということで改めて簡単に自己紹介をしたのち、教員採用試験に合格した4年生から、勉強方法について「伝授」してもらいました。
第2部 SDGsについて学び、SDGsカルタをグループごとに自作し、読み札を交換してカルタ取りを実施しました。
SDGsカルタをつくろう
かるたの読み札をつくります?取り札は1から17のSDGsカードです。
例を示します。
「手洗い?うがいを励行しましょう、でも手を洗うきれいな水がない地域はどうするの?」
新型コロナウイルス対策で、日本人はマスクの着用と手洗いを心掛けました。日本では、街中に綺麗なトイレも多数あり、手を洗う場所に困ることはありません。しかし、先進国の都市でも、そこまで完備されているところは少ないし、途上国では手を洗ったりうがいをするようなきれいな水が蛇口から出るのでしょうか。
取り札は、
6安全な水とトイレを世界中に
です。
コロナウイルス対策を考えた時に、日本では当たり前にできることが、外国では当たり前ではないことに気づかなければなりません。
読み札を考えることで、17の項目を確認することができます。各グループで何枚かの読み札を作り、カルタを行いましよう。取り札は、1~17のカードをそれぞれ人数の半数程度作っておくと、良いでしょう。
活動報告3
2020/11/26
第3回 10月17日(土)15時~16時 4号館103教室 9名参加
グラスハープで遊ぼう
ワイングラスに水を入れて指で飲み口をこするときれいな音が出ます(多少の練習が必要)。水の量が多い時と少ない時、音が高くなるのか低くなるのかを考え、パソコンのソフトを使って周波数のピークを測定して考察しました。
活動報告4
2020/11/26
第4回 11月21日(土)16時30分~18時 4号館B04教室(Zoom併用)12名参加
特別講義「毛利公先生講演」
本学OBで、中学校の元校長の毛利先生を講師にお呼びし、中学校の現状、ご自分の経験を含めて義務教育の教員採用の仕組みについてのお話と、同窓会の役割についてお話を伺いました。名城大学出身の義務教育教員の同窓会「城友会」を立ち上げられた経緯や、同窓会における仲間の絆と互いに研修をすることの大切さと面白さを語っていただきました。
活動報告5
2021/01/13
第5回 12月19日(土) 15時~16時30分 教員2名、学生10名参加
今回は、分子結晶の模型作りをしました。2班に分かれて、発泡スチロールカッターを用いて発泡スチロールの球を切り、面心立方格子と体心立方格子の単位格子を作りました。
面心立方格子は大きい発泡スチロール球を切り、構造を見やすいようにしました。体心立方格子は、小さい発泡スチロール球を用いて、中心原子のデュアルな入れ替えを可能にし、結晶構造を内部から観察できるように細工しました。これらは、自分たちで一から設計をし、必要な計算を全て行い、材料を切って、貼り合わせることを行いました。かなり時間がかかりましたが、満足な出来栄えとなりました。