大学概要【2018年度実施分】ミニマシンの設計製作
理工学部
本取組みは、機械工学科の3年生を対象に、設計関連科目の集大成として、ミニマシン(小型機械)の仕様設定から設計、製作、組立、評価、機械の動作実演までを一貫して行い 「ものづくりプロセス」を体験させることが目的である。製作過程では、 工程設計、仕様設計、詳細設計、製作、組立、評価を学生主体で行い、中間?最終プレゼンテーションを経て、グループごとに作品のデモを実施する。これらのプロセス において、学生同士のみならず、担当教員や専門技術員との「学びのコミュニティ」が構築される。また、一部の学生は米国カリフォルニア大学(UC Davis校)と協力し、同一テーマでのミニマシンの設計製作を両校でそれぞれ行い、Davis校で行われるShowcaseに 出展?参加し 、Davis校の履修学生らと積極的な交流を行い、国際的な授業体験により「学びのコミュニティ」を広げることで 、グローバルな設計感覚を身に付ける。以上のような失敗体験も含めた様々な経験を通じて、物事を実現するための「気づき」「学び」「行動」の重要性を実践的な学習の中で体得させる。
ACTIVITY
活動報告1
2019/02/04
本授業の担当者は、4名の機械工学科教員(一人が実施責任者)および3名の機械工場の技術員で構成し、講義を行いミニマシンの設計製作を進めっています 。また、機械工場の技術員は作品を作る際に、目標のミニマシンが出来上がるまで指導を行い、他の11名の教員も専門的な質問や相談等に随時対応しています。
活動報告2
2019/02/04
本年度は、昨年度から米国カリフォルニア大学(UC Davis校)と協力し、同一テーマでのプロジェクトを両校でそれぞれ行い、Davis校で全学部が参加して行われるShowcaseに本学から2件のミニマシンを出展?参加し、企業や一般参加者からレビューやエキスパートフィードバックをもらいながら、Davis校の履修学生らと積極的な交流を行い、国際的な授業体験により「学びのコミュニティ」を広げることで、異なった設計の考え方を学び、グローバルな設計感覚を身に付けた。
活動報告3
2019/02/04
米国カリフォルニア大学の9名の学生と2名のTA院生と1名の教員が来日し、本大学において一週間のプログラムで滞在した。滞在中は、設計製作の授業に参加していただき、各グループと設計課題に対して議論を交わした。さらに来日学生に自分たちの設計製作課題について設計製作受講生だけでなく、4年生や院生あわせて約150名に対して発表を行ってもらい、国際的な経験の「学びのコミュニティ」をより広げることができた。