大学概要 【2018年度実施分】地域のまちづくり活動(中山間地域の課題解決)
理工学部建築学科
No.10
実施責任者谷田 真
本プログラムは、中山間地域で暮らす住民や団体、行政と連携をとりながら、その土地が抱えている社会的課題の解決を図りつつ、その土地の魅力を活かしたまちづくり活動を学生たち主体で取り組むものである。具体的には、フィールドワークや地域住民の声を聞くためのヒアリング、地元の子どもたちとのワークショップ、学生たちが授業で学んだ建築的スキルを活かした提案の制作やDIYによるものづくり、活動成果を広く広報するイベントなどを実施する予定である。
飛騨金山でヒト?モノ?コトの循環システムをデザイン
2018/12/27
飛騨金山地域を舞台に、農を軸としたヒト?モノ?コトの循環システム構築の一助となるような仕掛けの制作に学生たちが取り組んでいる。学生たちは、空き家化が進む街中で、昔、店舗だった場所の軒先を借りて、地元食材を使った商品開発とその販売のための場づくりに向けて検討中。合わせて、仮設の屋台やベンチ、サイン等もデザインするため、それら検討を地域住民とともに、ワークショップ形式で進めている。学生たちは、地域住民とコミュニケーションを取りながら進めることの大切さ、地域の実情に応じた提案ができるようになるスキルを学んでいる。
- 学生たちによる模型づくりと企画シート
- 学生たち主体による検討風景
ACTIVITY
飛騨金山スクール?オープン
2018/12/27
学びの場と掛け合わせて育むまちづくりとして、大学生の姿を街中に入れる取り組みを実施した。飛騨金山の地域住民と大学生の恊働により、リサーチワークを展開。学生ら11名が路地を散策し「まち」についての理解を深めるとともに、地域住民らに学生たちがインタビューを行った。学生たちは、実際にまちの人とコミュニケーションをとることで、まちが抱えている課題をリアルに感じ取るとともに、まちづくりの際に恊働することの大切さを学んだ。
- まちのフィールドワーク
- 学生たちによる地域住民へのインタビューをビデオで記録
飛騨金山?地元小学生と大学生でワークショップ
2018/12/27
飛騨金山の子どもたちと大学生の恊働により「お家ツリー?ワークショップ」を実施した。子どもたちが住み、学び、遊ぶ、まちの魅力を、再確認し、次世代へつなげることを目的に、ふるさとの風景を、空き箱などを使った小さな家で再現した。完成した作品をリヤカーに載せて、町中を練り歩くことで、地域住民への啓発も試みた。学生たちは、こども達とコミュニケーションを取ることで、自らの役割を自覚し、物事をわかりやすく伝えることの大切さや難しさを学んだ。また、ワークショップのプロセスにおいて、関係者とのコミュニケーションの取り方や、成果品へのまとめ方などをリアルに学んだ。
- 空き箱などを使った小さな家づくり
- 学生たちが小学生たちを指導
- 完成した作品をリヤカーにのせて町を練り歩くことで、地域住民に対しても活動を見える化。
飛騨金山でヒト?モノ?コトの循環システムをデザイン
2018/12/27
飛騨金山地域を舞台に、農を軸としたヒト?モノ?コトの循環システム構築の一助となるような仕掛けの制作に学生たちが取り組んでいる。学生たちは、空き家化が進む街中で、昔、店舗だった場所の軒先を借りて、地元食材を使った商品開発とその販売のための場づくりに向けて検討中。合わせて、仮設の屋台やベンチ、サイン等もデザインするため、それら検討を地域住民とともに、ワークショップ形式で進めている。学生たちは、地域住民とコミュニケーションを取りながら進めることの大切さ、地域の実情に応じた提案ができるようになるスキルを学んでいる。
- 学生たちによる模型づくりと企画シート
- 学生たち主体による検討風景