大学概要 【2019年度実施分】地域のまちづくり活動(中山間地域の課題解決)

理工学部建築学科

No.10

実施責任者谷田 真

本プログラムは、中山間地域で暮らす住民や団体、行政と連携をとりながら、その土地が抱えている社会的課題の解決を図りつつ、その土地の魅力を活かしたまちづくり活動を学生たち主体で取り組むものである。具体的には、フィールドワークや地域住民の声を聞くためのヒアリング、地元の子どもたちとのワークショップ、学生たちが授業で学んだ建築的スキルを活かした提案の制作やDIYによるものづくり、活動成果を広く広報するイベントなどを実施する予定である。

小さな仕掛けのデザイン検討

2019/12/26

 岐阜県下呂市金山町の路地の魅力を活かし、伝えるための小さな仕掛けの制作に向け、学生たちは、デザイン検討を開始した。現場での事前調査の結果を踏まえ、さらに詳細な状況を把握するため、関係者にヒアリングを実施した。こうした数々の下調べを踏まえ、具体的な仕掛けのデザインを学生たちが持ち寄り、集約させながら、ひとつのモデルを提案した。今後は、このモデルをベースに、実現に向け、関係者との調整、必要な資材、経費などの検討をさらに続ける予定である。学生たちは、これら取り組みを通して、一連の設計?施工プロセスを体得する。

  • 現地調査結果を踏まえ、さらに詳細な状況把握の為、関係者へのヒアリングを行う。 現地調査結果を踏まえ、さらに詳細な状況把握の為、関係者へのヒアリングを行う。
  • 学生皆で、具体的な「小さな仕掛け」のデザインを持ち寄り、ひとつのモデルへと集約させた。 学生皆で、具体的な「小さな仕掛け」のデザインを持ち寄り、ひとつのモデルへと集約させた。

ACTIVITY

飛騨金山のうのうスタンドOPEN

2019/12/17

岐阜県下呂市金山町にて、「農」や「食」をキーワードに、大学生、地元の皆さん、行政など地域内外の方々との協働を通して、金山の賑わいづくりや魅力伝達に取り組むとともに、安心して住み続けられる、住みたくなる地域づくりを目指している。今回は、その一環として、地元食材を使った「栗こわい団子」を調理、販売するための仮設の小屋を、学生たちがデザイン、制作しました。事前に大学で制作したパーツを現場に持ち込み、街中にある市民菜園の一端で、学生たち主体で組み立てました。販売を開始すると、団子を求め、地域住民を中心に長蛇の列ができ、盛況となりました。学生たちも成果品のクオリティが確認でき、達成感を味わいました。

  • 地元食材で調理した商品を販売する為にデザイン、制作した「のうのうスタンド」。 地元食材で調理した商品を販売する為にデザイン、制作した「のうのうスタンド」。
  • 組み立て可能なように、大学で事前に制作したパーツを現場に持ち込む。 組み立て可能なように、大学で事前に制作したパーツを現場に持ち込む。
  • 街中の市民菜園脇にて、学生たちが組み立てる。 街中の市民菜園脇にて、学生たちが組み立てる。
  • 商品の販売開始とともに長蛇の列。学生たちも、その状況に貢献できたことで、達成感を味わう。 商品の販売開始とともに長蛇の列。学生たちも、その状況に貢献できたことで、達成感を味わう。

路地なかの小さな仕掛け制作に向けた調査

2019/12/23

  • 学生たちの皆が、不思議な魅力を感じていた橋渡し的建築に関して、図面に起こすため、詳細な実測と記録を実施した。 学生たちの皆が、不思議な魅力を感じていた橋渡し的建築に関して、図面に起こすため、詳細な実測と記録を実施した。

 岐阜県下呂市金山町の街道沿いは、路地が発達し、魅力的な風景を作り出している。そんな路地の魅力を活かし、伝えるための小さな仕掛けを制作する。今回、学生たちは、デザイン検討を進めるにあたり、現場にて事前調査を実施した。実測調査を基本とし、現況図面を制作することを目的に、最初にメイン対象としている橋渡し的建築を中心にディテールまで計測した。さらに周辺環境の状況把握のため、路地なかに空いた空間や、水路沿いに展開する生活環境などをフィールド調査した。学生たちは、机上では得られない情報を現場から集めることで、よりリアルなデザイン検討につなげるヒントを多く得た。

  • 路地周辺の環境として、路地なかに空いた空間の活用状況を把握。 路地周辺の環境として、路地なかに空いた空間の活用状況を把握。
  • 路地の中を走る水路沿いから、溢れ出る様々なものの観察から、住民の日常生活の一端も把握した。 路地の中を走る水路沿いから、溢れ出る様々なものの観察から、住民の日常生活の一端も把握した。

小さな仕掛けのデザイン検討

2019/12/26

 岐阜県下呂市金山町の路地の魅力を活かし、伝えるための小さな仕掛けの制作に向け、学生たちは、デザイン検討を開始した。現場での事前調査の結果を踏まえ、さらに詳細な状況を把握するため、関係者にヒアリングを実施した。こうした数々の下調べを踏まえ、具体的な仕掛けのデザインを学生たちが持ち寄り、集約させながら、ひとつのモデルを提案した。今後は、このモデルをベースに、実現に向け、関係者との調整、必要な資材、経費などの検討をさらに続ける予定である。学生たちは、これら取り組みを通して、一連の設計?施工プロセスを体得する。

  • 現地調査結果を踏まえ、さらに詳細な状況把握の為、関係者へのヒアリングを行う。 現地調査結果を踏まえ、さらに詳細な状況把握の為、関係者へのヒアリングを行う。
  • 学生皆で、具体的な「小さな仕掛け」のデザインを持ち寄り、ひとつのモデルへと集約させた。 学生皆で、具体的な「小さな仕掛け」のデザインを持ち寄り、ひとつのモデルへと集約させた。
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ