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学生たちがコロナ禍に「希望の灯(あかり)」を有松で表現
「竹あかり」と呼ばれる竹の照明オブジェで夜を照らし出すプロジェクトが11月14日、学生の自主活動として名古屋市緑区の有松で実施されました。
このプロジェクトは、本学が在学中の課外で仲間と一緒に何かをしてみたいと思っている学生の希望に対し、大学が活動を支援する事業「Enjoy Learning プロジェクト」から始まっています。
自主活動として模索。自粛期間中に構想を練り上げる
今年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大学の支援事業としては中止になりましたが、「竹あかり」のメンバー24人は、毎年楽しみにしてくれている地域の方や4年間続けてきたこのプロジェクトを途絶えさせないよう、自主活動として模索。オンラインビデオ会議システムを使い、自粛期間中もメンバー間で構想とデザインを練り上げ、いつでも活動できるよう準備を進めてきました。
副代表の前津玲奈さん(理工学部建築学科2年)は「10月中旬から竹の伐採を始め、土日や授業の合間に有松に通い、竹の加工を続けてきました。短い準備期間でしたが、何とか間に合いました」と笑顔で話しました。
コロナ禍でも希望を。テーマは「希望の灯(あかり)」
代表の石川真望さん(理工学部建築学科2年)は「今年のテーマは『希望の灯(あかり)』にしました。コロナ禍でも季節を感じ、来年への希望の光となるよう四季を表現する一角と、もう1か所で蛇もデザインしました。蛇は脱皮することから厄除けと、再生の意味があります。このあかりで少しでもそんなことを感じてくれれば」とデザインに込めた思いを語ってくれました。
- 厄除けと再生を蛇で表現
- 四季を感じるデザイン
この活動には「感動」「持続」「つながり」が詰まっている
活動を支援しているゲストハウスMADOのオーナー大島一浩さんは「今年は中止しようと思っていました。ただ学生たちのやりたい気持ちが強く、密集を避けながら、小規模で事前告知もせず開催することに決めました。またこの活動には3つの意味があります。「感動」「持続」「つながり」です。アートとして「感動」を届け、竹を伐採し「竹あかり」で使用した後、炭にして消臭剤などで活用することで「持続」。そして地域との「つながり」、学生たちも次の代へのつなげていく「つながり」です」。
- 竹あかりに集まる地域の方々
- 竹あかりのメンバーとボランティアの皆さん
今年度は様々な制限の中、工夫しながら実施にこぎつけた「竹あかり」のメンバー。
代表の石川さんは「来年はこの街道にもっと多くの竹あかりを設置し、多くの人が集う機会にしたい」と来年への意気込みも語りました。