学部?大学院学部長メッセージ
MESSAGE
名城大学は、2026年に開学100周年を迎える伝統ある大学です。その中で薬学部は1954年、商学部、法商学部、理工学部および農学部に次ぐ5番目の学部として設置され、全国に先駆けて臨床薬剤師教育を実践してきました。その後、2006年から始まった6年制教育では、「薬学の確かな知識、技能とともに生命の尊さを知り、豊かな人間性と倫理観をもち、人々の健康と福祉の向上に貢献できる人材の養成」を教育?研究上の目的に掲げ、これまでに1万5000人を超える卒業生を社会に送り出し、多くの卒業生が病院、薬局、企業、行政機関などにおいて要職につき活躍しています。
近年の超高齢化社会では、医療?福祉環境は急速に変化しており、薬剤師にはチーム医療や地域包括ケアシステムへの参画が求められています。そのため本学部では、患者さんに個々に寄り添い、問題発見能力や問題解決能力を養う教育に力を入れ、学生が柔軟な応用力を身につけられるよう努めています。その一環として、2024年から始まった新カリキュラムのプロフェッショナリズムでは、学生が初年次から、地域活動?ボランティアに参加し、豊かな人間性に深い認識をもち、薬剤師としての使命感と責任感、患者?生活者の権利を尊重して利益を守る倫理観を身に付け、医療人として成長することを目指しています。
また、近隣の協定大学との多職種連携教育にも注力し、医学、看護、福祉などの医療?福祉専門職の学生との学際的な交流を深め、医療チームにおける薬剤師の役割を理解できるよう努めています。4年次からは統合型薬学教育科目である「薬物治療マネジメント」「実務実習事前講義?演習」を基軸に、臨床現場における実務実習や卒業研究を通じて、基礎科学から臨床に至るまで多角的な視野を持つ薬学教育を実践しています。さらに、実務実習で修得した薬剤師としての知識?技能?態度の向上に加えて、臨床現場で求められる、より実践的な知識?技能?態度を身に付けるために「アドバンストコース」を設置しております。本学との協定大学病院などにおいて、本学の常駐教員の指導下で臨床研究に取り組み、高度な専門知識と論理的思考力?科学的視点を有する、研究マインドを兼ね備えたファーマシスト?サイエンティストの養成を推進しています。
本学部では、次世代をリードする人材育成の推進に積極的に取り組んでおり、皆さんが自らの能力を最大限に発揮できる環境を整えています。皆さんの入学を心よりお待ちしています。
学部長 亀井 浩行