農学部/生物資源学科研究室紹介
作物学研究室
世界中の人々の生命の糧であるイネは、今後、主食用に加えてさまざまな用途での活用が期待されます。私たちは、イネのもつ潜在能力や環境適応の仕組みを解明し、農業と社会への貢献をめざしています。
園芸学研究室
果樹/利用?野菜?花きの3分野で「バラ科果樹の果実品質の向上」「非生物ストレスによる、収穫後の園芸作物の品質保持」「野菜の養液栽培と光合成?蒸散作用などの生理機構の解明」「プラスαの価値をもった花きの育成」について研究しています。
植物分子遺伝学研究室
植物が生きていくための「しくみ」を遺伝子のレベルで明らかにすることをめざし、栄養状態の変化に葉や茎はどのように対応しているか、周りの環境変化を感じ取りながら根はどのように形作りを行っているのかなどの研究を進めています。
植物病理学研究室
植物を害する微生物を対象に、病気の発生を助長または抑制する環境要因を調べています。ほ場実験や遺伝子実験を幅広く使い、環境負荷の低減に向けた永続的な栽培体系の確立をめざしています。
昆虫学研究室
植物(作物)は害虫に食害されると、特別な「香」を出して天敵類(ヤドリバチや捕食者)を呼び寄せます。これらの三者間の相互作用について調べています。
生物多様性の課題にも精力的に取り組み、自然林のみならず農耕地でも昆虫相の調査を行っています。
生物資源経済学研究室
今日、食料?農業?農村を取り巻く問題は、ますます複雑化しています。当研究室では、これらが直面する課題を社会科学(経済学や経営学)の視点から解き明かし、その解決策の方向を示しています。