大学概要【2025年度実施分】多国籍な学生たちが集う「小さな国際交流ベース」の創出

学部?部署共同

【理工学部建築学科?社会連携センター】多国籍な学生たちが集う「小さな国際交流ベース」の創出
実施責任者:谷田 真

多国籍な学生たちが集う「国際交流ベース」を住宅のピロティー空間につくる。場所は伊勢市の歴史ある街中で、その立地特性を活かした「場づくり」と「機会づくり」を行う。場づくりは、建築学生たちが担い、大学で学んだスキルをリアルな現場で発揮。機会づくりでは、社連センターの協力も仰ぎ、外国人学生らとワークショップを実施する。ここで日本文化を学び?発信し、地域住民もそれを意識できる場を目指す。

ACTIVITY

キックオフ会

2025/04/22

小さな国際交流スペースの建設に向けて動き出す。今回は、研究室所属の学部4年生が主体となって実施を進める予定。1/5スケールの模型を前に、屋根勾配、雨水処理、隣地境界など、与件の整理、課題の抽出の議論を進めた。また、疑問点をオーナーさんに確認した。学生たちは、授業内の演習授業では経験できないリアルでシビアな現場の一端を感じとる。

1/5スケールの模型を前に、与件の整理、課題の抽出を行う

屋根の勾配を議論。雨水の流し方の検討から形式を提案

雨水に関連して、庇の出し方、隣地境界の確認等も行う

コミュニティ?グリーンハウスのプレゼン

2025/07/22

小さな国際交流スペースとして、コミュニティ?グリーンハウス(サボテン温室)を整備する方向が決まり、およそ2ヶ月間の検討成果として、そのイメージをシートと模型でまとめ、施主に説明を行った(7月22日)。プレゼン会場は、実際に整備予定である敷地のある施主の母家。当日は、この施設が完成した際には、積極的に活用してくれることになる地域の方々も参加して、活発な意見や感想で盛り上がった。学生たちは、学内の演習授業では経験できないリアルな声や反応が聞け、課題が見えたり、達成感を味わったりした。

施主や地域の方々の前でプレゼンする学生たち

建築を専門としない人にも理解しやすいよう模型やパースを準備

1/50スケールの模型では、点景も制作し、臨場感が伝わるよう表現した。

活発の意見や感想で盛り上がる

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ