大学概要【2023年度実施分】授業スペシャリスト養成コミュニティの構築
教職センター
本プロジェクトは、教職課程履修学生が学部で培った教科専門性を土台として、実施責任者が主催する公開研究会?フォーラムの運営に主体的に携わることを通して、連携協力者(自主ゼミのOB教員、元学校長など、研究会?フォーラムの運営メンバー)の学校現場での経験を実践的な知識を得る機会として提供しながら、「授業づくり」「学級づくり」の力量を互いに高め合う「授業スペシャリスト養成コミュニティ」構築を目指す取り組みである。
ACTIVITY
8月28日公開研究の開催と参加者による学びの共有
2024/01/31
本プロジェクトは、教職課程履修学生が学部で培った教科専門性を土台として、実施責任者が主催する公開研究会?フォーラムの運営に主体的に携わることを通して、連携協力者(自主ゼミのOB教員、元学校長など、研究会?フォーラムの運営メンバー)の学校現場での経験を実践的な知識を得る機会として提供しながら、「授業づくり」「学級づくり」の力量を互いに高め合う「授業スペシャリスト養成コミュニティ」構築を目指す取り組みです。公開の研究会?フォーラム等は、年間3回(8月、1月、3月)と毎年開催して来ましたが、昨年度に引き続き、zoomを活用したオンライン開催に切り替えて、公開研究会を8月28日(土)に実施しました。今回は、昨年度も外部講師としてお話しいただいたプラハ日本人学校の八神進祐氏から、「国際理解教育」を中心に、近況も含めて話題提供をいただき、自主ゼミの学生や参加者からの質疑応答を行いました。後半は、映像記録の特性を活かした授業分析のワークショップも行いました。今回のテーマにも関わりますが、当日教育実習や個人の都合で参加できなかった関係学生には、研究会の様子をGoogleドライブでのオンデマンド配信を活用して後日視聴してもらうことができました。研究会終了時に、自主ゼミ学生、研究協力者、外部講師を囲んで、オンラインのまま会の振り返りを実施することができました。
自主ゼミOBで、現在、名古屋市の小学校で活躍中の田中先生からも参加者、後輩に向けてのエールをいただきました。参加者(本学学生2年)の振り返りのメッセージをいただきました。
録画視聴した人間学部3年の長谷川
「録画視聴という形でフォーラムに初めて参加させていただいた者です。私は学部3年生ですが、八神先生をはじめとした先生方や教育実習を終えられた先輩などのお話を聞き、将来の教員生活に対する希望が見えてきました。教育をめぐる目標はよく理想論?綺麗事だと言われますが、現場の先生方がそれを実現するのだという強い気持ちをもち、あきらめずに挑戦しているのだと知り嬉しい気持ちになったと同時に、私もその一員になりたいと思いました。来年の教員採用試験までに勉強することはもちろん、教員になる人間として成長できるよう、さまざまなことに真剣に取り組んでいこうと思います。貴重な会の様子を共有していただきありがとうございました。」