4月13日、理工学研究科教育改善委員会の下に大学院教育WGが設置され、5月に「大学院における横断的教育と実践的なFDフォーラム」開催に向けた内容や講師の検討が行われました。
その検討を受け、7月6日、10月19日と教育改善委員会においても実施概要の確認等が進められました。

11月30日、天白キャンパス11号館第一会議室で「大学院における横断的教育と実践的なFDフォーラム」を開催し、教職員ら約20人が出席しました。
2部構成の前半では「enPiTの評価活動から考える実践教育」をテーマに、名古屋大学大学院情報学研究科の山本雅基特任教授から「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点形成（enPiT）」について講演があり、社会人教育の必要性やそのノウハウについて、わかりやすく説明がありました。

後半では、東北大学大学院情報科学研究科の尾畑伸明教授が「東北大学における数学連携の取組み事例」をテーマに、大学院における他分野との横断的な研究プロジェクトや、若手研究者育成などへの還元教育の取り組みを紹介されました。

両講演ともに本大学院理工学研究科の各専攻において教育?研究に関する企画?プロジェクトなどにも展開され得る内容であり、盛況なフォーラムとなりました。

平成30年3月15日、16日に、平成29年度の活動の振り返りと、今後の活動方針を検討するWGを開催しました。
今後の大学院理工学研究科におけるFDについても、大学院たるもの「研究」が根幹ということで、様々な分野の研究を切り口としたFD活動を続けていきたいという結論となりました。引き続き、今後の理工学研究科のFD活動にご期待ください。