大学概要【2020年度実施分】アジアの現状と進出企業研究

経済学部

アジアの現状と進出企業研究
実施責任者:佐土井 有里

 アジア諸国は産業競争力を高めるために日本の技術移転、技術形成手法により自国の技術力を高めることを重要課題として取り組んできた。特に日系自動車メーカー?サプライヤーの進出?集約が進み、アジアでの日系企業の進出目的や現地での役割は、進出国の状況変化に応じ、年々変化している。
 本取組の趣旨は、①アジア進出企業の現状とアジア進出に携わった駐在者の体験談を聞き、企業訪問を通して、学生たち自らが日本とアジア諸国のつながりを考える、②現地の学生と協力?協働することについて討議する機会を与える、の2点である。
 アジア駐在体験者との直接討議、企業見学、現地企業訪問、現地学生たちとの討議は、ものを考える視野を大きく広げ、学びの楽しさを体験させる素晴らしい機会が提供できると確信する。特に、現地学生との討議は重要と考え、WEB会議による学生討議の機会と、現地訪問の機会を作り、直接海外とつながることにより、チャレンジと緊張感をもって楽しむことを目指す。2020年度はシンガポールとマレーシアを予定している。

ACTIVITY

台湾真理大学とのオンライン学生交流会実施

2021/01/12

 12月9日(水)11:00~13:00 まで、台湾 真理大学 林冠汝先生のご協力のもと、オンライン学生国際交流会をN106にて実施しました。

 本取組は、①アジア進出企業の現状とアジア進出に携わった駐在者の体験談を聞き、企業訪問を通して、学生たち自らが日本とアジア諸国のつながりを考える、②現地の学生と協力?協働することについて討議する機会を与える、の2点で計画していましたが、海外への渡航が不可能なため、オンラインで可能な範囲で実施しています。特に、現地学生との討議は重要と考え、WEB会議による学生討議の機会を中心に活動しています。
 当日は、名城大学N106と台湾の真理大学教室をSkypeでつなぎ、名城大学側が、①日本の鉄道、②E-sportsの現状と経済効果、③日本の伝統文化、についての3本のプレゼンテーションを英語と日本語併用で実施し、台湾の学生との意見交換をしました。台湾の参加学生の中には日本語を勉強し日本に興味を持っている学生が多く、日本語で質問をする学生もいました。また、質疑応答時には中国人留学生(名城)が中国語で台湾側に分かり易く解説をし、英語、日本語、中国語の3か国語が飛び交う国際交流会となり、特に、2019年度に同活動で3年生学生は台湾真理大学に訪問していたため、再会の貴重な機会となりました。
 最後に、台湾はコロナ感染の抑え込みに成功しているので、どのような対策をしているのか双方の現状を話し合いました。

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