大学概要【2021年度実施分】多文化共生社会を意識した学生たちによる地域コミュニティ環境づくり
学部?部署共同
本プログラムは、団地を舞台に、理工学部建築学科と外国部学部国際英語学科に所属する学生たちが、学部間の垣根を越えて恊働するものである。ワークショップを軸に、小さな子供からお年寄りまでを対象とした地域住民たちの居場所をつくり、交流の機会づくりを多面的に展開する予定である。
ACTIVITY
団地内活動拠点整備に向けた構想
2021/12/06
瀬戸市の県営団地再生プロジェクト。団地内に賑わいを生む新たな拠点デザインを考え、まちの人たちとともにDIYを実施。学生が普段大学内で学ぶデザインや設計の力を、まちづくりの中で活かします。
最初のステップでは、具体的に空き店舗の活用が進められました。今は使われていない空間を、どのように整え、利用してもらうか、ハードとソフト両面のデザインに学生たちが携わりました。
一緒のつくろう!DIY活動拠点
2021/12/12
瀬戸市の県営団地再生プロジェクト。今回は、地域住民と一緒にスツールをつくるための準備として、学生たちがモックアップの制作を検討した。その際の指針は、①みんなが使える、②DIYで作れる、③統一感ある風景、の3点。実際に学生たちは「材料の検討」「切り出し」「組み立て」のプロセスを経たのち、自らが制作したスツールの使い心地を検証した。実際にものづくりを通して、机上では得難い、リアルな体験と知識を習得し、有意義な学びの機会となった。
地域住民、周辺大学の学生ら一緒に、DIYによる団地内活動拠点整備を開始
2021/12/14
瀬戸市の県営団地再生プロジェクト。今回は、地域住民、周辺大学の学生たちも加えて、一緒にDIYによるスツールづくりを開始した。おおよそ2、3週の間隔で、3回のDIYワークショップを行った。初回は、制作内容やスケジュールなどの説明を受けてキックオフ。その後は、グループに分かれて、それぞれで制作するアイデアを出し合い、実際に制作を開始した。ものづくりの過程でコミュニケーションの醸成が図られるとともに、他者との協働による気付き、工具等の使いこなし技術の習得、成果品を前にした達成感を、学生たちは味わった。