大学概要【2018年度実施分】社会連携を通した人材形成のプラットフォーム構築
経営学部
経営学部では、導入教育としてのFSP、「専門ゼミナール」を活動主体とするフィールドワーク、など、社会連携に基づくコーオプ教育、アクティヴ?ラーニングを実施してきた。今回の取り組みは、こうしたコーオプ教育、アクティヴ?ラーニングのさらなる充実の延長線上にあり、いわばケース?スタディー?メソッドとしての課題解決型「インターンシップ」の学内実施に関するプログラム開発?実施を主な内容とする。
その趣旨は、
(1)FSPが新入生のモチベーション向上?学びの目標の自覚に主眼があるとすれば、今回の取り組みは、企業活動の現場における模擬実践を通した、学生生活において習得してきた知識?スキル等の能力の企業活動現場での運用力(知識?スキル等を使いこなせる能力)?実践力の向上に主眼がある。
(2)学生が知らない?誤解している企業の事業内容や従業員の仕事内容(例えば、情報処理産業化する印刷業)の啓蒙他、業界?企業研究支援やキャリア形成への動機付け。
(3)社会連携に基づくコーオプ教育を継続してゆくためには企業側の協力維持が必要となる。そのためには、企業側にも何らかのメリットをもたらす取り組みでなければならない。①および②は、学生との直接的な接触機会や自社に対する理解の場の提供という点(企業との就職情報交換会などで、②のような学生の誤解があることをよく耳にする)において、企業側においてもメリットとなる。
そして将来的に発展的な方向として、
(4)文理総合大学としての本学の特色?優位性をいかし、文系?理系?学部?学科?学年の枠を越えて、課題ベースのもと、多様で多才な学生がグループを形成し、協働によって課題に挑んでゆく学びの場?プラットホームの創設。
他方で、上記プログラムは、本学学生の潜在的なものを含む能力に関する理解?評価を深めること可能となる。そして、こうした評価を基礎とした企業と学生との直接的なネットワークが形成され、こうしたネットワークが学生の事業創造を現実化するインフラへと発展する可能性がありうる。
ACTIVITY
活動報告1
2019/01/31
2018年9月19日、名城大学天白キャンパスで「中小企業経営者と学生の就職相談会」が開かれました。情報化社会でありながら、一部の有名企業についてしか知られていなかったり、個別企業の実際の事業内容や従業員の仕事内容について誤解されていたりします。例えば、東京ディズニーランドはよく知られていますが、その運営会社であるオリエンタルランドをご存じの方は多くないと思います。
相談会では,主に就活を本格的に開始する前の学生に、大きな視野から情報を集め、学生自らのキャリア形成を考える機会を設けました。
活動報告2
2019/01/31
経営学部では、2018年11月29日と12月6日に、学生を対象にPROGテストを実施しました。PROGテストは,情報分析力や協働力などの基礎的能力、職業人として求められる力を可視化するものです。学生は,日頃の研鑽?成長を確かめるためにテストに臨みました。
活動報告3
2019/01/31
2019年1月9日に今年度第3回目のPROGテストを実施しました。第1回目14名、第2回目79名に引き続き、11名の学生がテストに挑みました。合計104名の学生は結果を自身のスキルを客観的に把握することに役立てます。