トップページ/受賞 理工学研究科の三宅倫太郎さんが結晶工学分科会で分科会発表奨励賞を受賞
| 受賞者 |
三宅倫太郎さん(理工学研究科材料機能工学専攻修士課程2年、半導体工学研究室) |
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| 受賞名 | 結晶工学分科会 分科会発表奨励賞 |
| 受賞日 | 2025年12月3日 |
| 受賞テーマ |
結晶?光閉じ込め?熱設計を統合したAlGaN系UV-Bレーザーダイオードによる318 nm室温CW発振 |
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本研究では、UV-B領域において長年達成が困難とされてきた室温連続波(CW)発振を、半導体積層構造の最適化、屈折率導波型リッジ構造の導入、高反射DBRミラーの適用、さらにジャンクションダウン実装による熱拡散性の向上という4つの技術改良を統合することで、初めて実現いたしました。これらの取り組みは、結晶欠陥の低減、光閉じ込めの強化、熱特性の改善を高いレベルで達成し、医療?産業分野への応用が期待されるUV-Bレーザー技術の発展に大きく寄与するものです。本発表では、これら一連の成果と開発プロセスを体系的に報告いたしました。その結果、結晶工学の発展に資する優れた研究成果として高く評価され、今回の受賞につながりました。今後はさらなる高出力化や信頼性向上に向けて、デバイス構造およびプロセス技術の最適化を継続して進めてまいります。 |
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