トップページ/受賞 理工学研究科の岩野 倭子さんが韓国建築施工学会国際セミナーで最優秀論文賞を受賞
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| 受賞者 | 岩野 倭子さん(理工学研究科環境創造工学専攻修士課程1年、道正 泰弘教授研究室) |
| 受賞名 | 2025 International seminar of The Korea Institute Building Construction “Best Paper Award” 2025年韓国建築施工学会国際セミナー最優秀論文賞 |
| 受賞日 | 2025年11月14日 |
| 受賞テーマ |
Performance of environmentally friendly concrete fabricated using alkali activated materials and low- quality recycled aggregates |
| 研究内容?受賞内容 |
カーボンニュートラルを達成するためには、建設業界は建設資材の脱炭素化と長寿命化により、ライフサイクル(LC)全体にわたる適切な資源循環の実施と二酸化炭素(CO2)排出量を削減する必要があります。本研究は、骨材には低品質再生骨材(RL)、結合材には高炉スラグ微粉末と副産アルカリ刺激剤由来のアルカリ活性材料を用いた環境配慮型コンクリート(EFC)の基本性能を検討し、舗装用コンクリートへの適用性を明らかにすることを目的としました。その結果、コンクリート性能は、RLの種類によっては、EFCの強度と静的弾性係数が、普通ポルトランドセメント(OPC)を使用した基準コンクリート(BC)より若干低い程度でした。しかし、中性化抵抗性および耐凍害性が劣るため、EFCは地中に施工されるコンポジット舗装用の連続鉄筋コンクリートへの使用に適していると考えられます。なお、EFCはBCに比べ、LCにおける優れた(CO2)排出量削減効果と費用対効果が得られることが判明しました。これらの結果から、EFCは、舗装用コンクリートへの広範かつ効果的利用が期待でき、優れた論文と英語のプレゼンテーションにより、学術的に価値のある成果として認められました。 ※1 発表資料は下記URLを参照してください。 |


