トップページ/受賞 理工学研究科の長谷川祥之さんがISPlasma 2025/IC-PLANTS2025でBest Poster Presentation Awardを受賞

受賞者

長谷川祥之さん(理工学研究科 電気電子工学専攻 博士前期課程2年 内田研究室)

受賞名

ISPlasma 2025/IC-PLANTS2025 Best Poster Presentation Award

受賞日

2025年3月7日

受賞テーマ

Nanostructured Sn and SnO2 Anode Films Deposited by Plasma Sputtering and their Application to Li-ion Batteries

私はLiイオン電池のバッテリー性能を向上させるために、負極材料の開発に焦点を当てております。Liイオン電池は電気自動車やスマートグリッドなどの脱炭素化において重要なデバイスとして注目されており、今後は従来の負極材料に代わる高容量かつ長寿命なバッテリーの開発が求められています。私の研究では、従来材料の低容量という問題を改善するために、高容量が期待できるSnを反応性スパッタリング法により酸化し、ナノ構造のSnO2薄膜を作製しました。この薄膜を実際にLiイオン電池の負極に応用した結果、従来の負極材料に比べて約3倍の高容量化に成功しました。その成果を ISPlasma 2025/IC-PLANTS2025にて発表したところ、Best Poster Presentation Awardを受賞しました。

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