トップページ/受賞 理工学研究科の福山裕人さんが バイオエンジニアリング部門 若手優秀講演表彰 を受賞

受賞者

福山裕人さん(理工学研究科 メカトロニクス工学専攻 博士前期課程1年、佐伯壮一研究室)

受賞名

バイオエンジニアリング部門 若手優秀講演表彰

受賞日

2022年12月18日

受賞テーマ

ロボット支援ドップラーOCT(RMA-OCDV)を用いた初期変性軟骨マイクロ断層可視化診断法における粘弾性評価の検討

福山さんは、老化や激しい運動により膝の関節軟骨がすり減り痛みなどが生じるOA(変形性膝関節症)という整形外科疾患に対し、新たな画像診断システムを開発しました。主に眼科で用いられている光干渉断層可視化システム(OCT)を利用し、ロボットマニピュレータを用いた計測制御によって、軟骨内部の弾性と粘性の微小変化をマイクロ断層可視化することに成功致しました。これによって、従来のレントゲン検査では診断できなかった軟骨の微小な損傷の診断が可能となり、再生軟骨移植手術における術中診断に応用できることが分かってきました。
本発表では、ロボットマニピュレータを搭載した診断装置の提案をおこないました。その功績が認められ、日本機械学会が主催する第33回バイオフロンティア講演会にて、バイオエンジニアリング部門若手優秀講演賞を受賞しました。

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