在学生?教職員/受賞 理工学研究科の藤田薫さんが土木学会全国大会で優秀講演者
受賞者 | 藤田 薫さん(理工学研究科社会基盤デザイン工学専攻修士課程2年、小髙猛司教授研究室) |
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受賞名 | 土木学会全国大会 第76回年次学術講演会 優秀講演者 |
受賞日 | 2021年10月8日 |
受賞テーマ |
細粒分を含む築堤材料の締固め度によるせん断特性の違い |
近年頻発する豪雨災害に備えるため河川堤防の質的強化のための品質評価が急務となっています。藤田さんは修士論文の研究において、細粒分を含む築堤材料で構築された河川堤防の品質評価を合理的に行う手法の開発を進めています。今回は、実際の堤防整備事業で使用された築堤材料を用いて、築堤工事の際の堤体の締固め度に応じたせん断特性の違いについて解明した研究成果を発表しました。特に、実施工に近い条件下での締固め条件において構築される土の骨格構造をマイクロスコープによって丁寧に観察し,その違いが堤防土のせん断特性に大きく影響を及ぼしていることを明確に示したことが高い評価につながりました。藤田さんの受賞は3月の土木学会中部支部での発表に続いて2回目となりました。 |