トップページ/受賞 理工学研究科の伊賀さんが日本材料学会東海支部学術講演会で優秀講演賞
受賞者 | 伊賀 友一朗さん(理工学研究科機械工学専攻修士課程2年、來海博央教授研究室) |
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受賞名 | 日本材料学会東海支部第13回学術講演会 優秀講演賞(学術部門) |
受賞日 | 2019年3月4日 |
受賞テーマ | 電着ナノ結晶ニッケルの疲労特性における結晶粒径および膜厚依存性 |
本研究では、電着法により創生したナノ結晶材料について、材料を構成する結晶粒径ならびに試験片の厚み(膜厚)が疲労強度に与える影響について検討しています。従来では、電着法のため10マイクロメートル程度の薄い板厚の試験片に対する研究報告が多いのに対し、本研究では100マイクロメートル~1ミリメートルの厚みを持つバルクなナノ結晶試験片を、粒径を変えて創生するのに成功し、疲労強度への影響を検討している点が特徴です。本結果より、膜厚が変化すると疲労強度が変化することを明らかにしており、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems) をはじめ、ナノ結晶材料をベースとする微細構造体の信頼性に対して有用な知見が得られています。 |