「赤﨑奨学金」の第4回授与式が10月3日、本部棟5階の第一会議室で開催されました。同奨学金は、理工学研究科の赤﨑勇教授が2009年に京都賞を受賞された記念に、賞金の一部を寄付され2011年度に設けられました。本学大学院博士後期課程および博士課程（薬学研究科）に在籍し、研究活動等に優れた業績を挙げた学生に対し、毎年5人を上限に20万円が贈られます。

第4回受賞者は理工学研究科2人、薬学研究科2人、法学研究科1人の計5人。授与式では赤﨑教授から5人に奨学生決定通知書が授与されました。受賞者を代表して、理工学研究科社会環境デザイン工学専攻3年の馬越一也さんが「指導してくださる先生方や研究室の仲間のおかげで、栄誉ある赤﨑奨学金を受けることができました。赤﨑先生のように、社会に貢献できよう、研究に励みます」と謝辞を述べました。授与式には中根敏晴学長はじめ3副学長、3研究科長らも出席。中根学長は「赤﨑教授は青色発光ダイオードを発見され、ノーベル賞の有力候補である先生。本年は日本学士院より、恩賜賞ならびに日本学士院賞も受賞されました。本奨学生に選ばれた名誉を誇りとして、より一層研究に専念してください」と祝辞を述べました。