クリエイティブ?コンフィデンスを
育むワークショップ

PROJECT SUMMARY
どんなプロジェクト?

新しいものを創り、社会をよりよく変えていく人材に必要だといわれているクリエイティブ?コンフィデンス。つまり、自分の創造力に自信をもって臆することなく発揮する力です。そんな力を育む教育の一環としてワークショップを開催しました。
クリエイティブ?コンフィデンスを育むのに重要なポイントは2つあります。一つはバイアスを取っ払い、根源的なやりたいことを素直に表現できるようにすること。先入観や思い込みが邪魔をして、自分の中から湧き出た情熱にふたをしてしまうと、創造力を発揮することはできません。
もう一つは環境を整えること。表現したいものがあっても、臆せず表現できる環境がなければ、その芽が摘まれてしまうことは往々にして起こります。トレーニングとして、学生がどんなことでも挑戦できる心理的安全性のある場を整える必要があります。
WHAT WE LEARNED #01
チームごとにアイデアを具現化し、あそびを体験
初日はアイデアを見出すための準備運動。道という概念がどのように生まれて私たちの生活のそばにあるのかを学び、道を新しい観点から見つめるフィールドワーク、あそびのアイデアをオンラインホワイトボードに書いてシェアするグループワークなどを行いました。2日目は「あそびと体験」をキーワードに、あそびのコンセプトをチームでつくり、コンセプトを可視化して共有するためのモックアップ(模型)を制作しました。
そして最終日は、2日目に作ったモックアップをスケールアップしたプロトタイプを制作しました。学生は2つのチームに分かれ、1つのチームは天白キャンパスにひっそりと立つ孔子像に着目し、孔子像とプリクラのように写真を撮れるあそびを制作。もう一方のチームは、プロトタイプ制作に使う塩ビ管が音を通すことに着目し、音をつないであそべる装置を制作。それぞれのチームが新しいあそびをキャンパスに誕生させ、あそびの体験会をして盛り上がりました。