大学概要IVRCを通じた新しいVR体験への挑戦と参加学生とのコミュニティ形成
TEAM:VR_Lab
?VR分野学ぶ高い技術力と意欲を持つ他の学生とコミュニティを形成する。
?IVRCにおいて、決勝大会(LEAP STAGE)への進出を果たす。
?新しいVR表現を模索し、開発に尽力する。
?名城大学のレベルを学外へアピールする。
IVRC参加のため企画書を作成
2022/08/31
IVRC参加申込に際して、「手をはさみにする」VRコンテンツ?”#チョキしか勝たん”の企画を練りました。
企画書にはデバイスとソフトの構成を記載する必要があり、いずれも一から考えることで、「何を目指すべきか」という指標を明確にすることができました。また、実現性を高めるためにVRをはじめとした様々な技術を調査、あるいは実験をすることで当初の目的の一つである「VRに関する知見を深める」一歩になったと感じます。
この時点では合否は不明ですが、不合格の場合も復活枠が用意されているため、今後は合否にかかわらず、コンテンツを制作して行こうと思います。
SEED STATGEの復活枠獲得のため、コンテンツを作成
2022/08/31
IVRCの企画書では残念ながら不合格となり、予選大会?SEED STAGEへの正式進出は不可能となりましたが、9月に行われるVR学会大会内のオンラインセッション内で発表することにより、復活枠として当座の目標であった決勝大会?LEAP STAGEに進出できる可能性にかけ、コンテンツの作成に励んできました。
まだ荒削りのプロトタイプですが、動作に成功し、発表に必要な実機映像を撮影するに至りました。開発には”どうすれば指がはさみになる感覚を出せるのか”という軸の基、試行錯誤を重ね、その過程の中にも技術や開発に関する学びが多かったです。
今後は現時点で扱いきれていない技術も取り入れ、LEAP STAGEにも進めるようなコンテンツにしていきたいと考えています。
LEAP STAGE進出をかけバーチャルリアリティ学会大会に参加
2022/09/12
映像発表ののちの質疑応答の様子
IVRCの復活枠をかけた発表を行うために9月12日から14日にかけて北海道で開催されたバーチャルリアリティ学会大会に参加しました。
我々は9月12日のIVRCセクションに参加し、発表を行いました。発表は1分間の映像と質疑応答の構成で行われ、8月に作成した動画を用いた発表となりました。しかし、結果としては不合格となり、LEAP STAGE進出はかなわないことになりました。
しかし、IVRCに参加している他校の作品動画を視聴しコンテンツ作成のための参考にしたり、学会内の他の発表を聴講しVRに対する理解を深める経験となりました。今後はVRコンテンツ「#チョキしか勝たん」の開発を更に進めるとともに、ほかの発表の場にも参加しようと考えています。
名城大学文化祭にて作品の体験展示を行った
2022/11/05
VRコンテンツ「#チョキしか勝たん」の実機初公開の場として名城大学の文化祭にて体験展示を行いました。
文化祭が数年ぶりに一般公開可能となり、一般参加者の意見を伺うまたとないチャンスとなりました。体験されたお客様から今後の開発の参考になる意見を多くいただき、「ハードが動かしづらい」などといった現時点で「#チョキしか勝たん」が抱えている問題を把握することが出来ました。
2日間の展示の中で多くの方に体験していただき、中にはVRに興味のある方からも話を伺い交流を深めることも出来ました。今後はいただいた意見を参考にハードを中心としたコンテンツの大幅な改善を予定しています。
LEAP STAGEの見学
2022/11/06
会場内の看板前での写真
東京にて行われたIVRCの決勝大会であるLEAP STAGEの見学に赴きました。LEAP STAGEでは進出作品の一般公開が行われており、来場者が実際にコンテンツを体験できるようになっていました。
我々も他校の作品に実際に触れるとともに、同じIVRCに挑戦した身としてシステム構成や考え方などの参考になる話を発表者の方々からいろいろ伺うことが出来ました。この見学を通じて我々が大会に臨むうえで足りなかった点や考えが至らなかった点など多くの反省点を見つけることとなりました。また、「#チョキしか勝たん」の改善においても参考になりそうな話を伺えたので、活かしていきたいと考えます。