ベトナム海外研修8日めは帰国の日です。

　7日目の夜より帰国をはじめました。ベトナム海外研修の参加者、全8名、いろいろと振り返りながら帰路に着きました。以下は学生の感想です。

学生の感想：浅野真実子

2024.2.25
　ダナンでの2日間の案内をしてくださったチーさんとお別れし、ダナンからハノイまで約1時間、ハノイから中部国際空港まで約4時間のフライトを乗り継ぎ、朝7時頃に日本に帰ってきました。

　今回のベトナム研修は私にとって4年間の大学生活を締めくくる活動となりました。大学での学びを通して、英語圏以外の国に対する興味を強め、特に地理的にも経済的にも関わりの強い東南アジアに行ってみたいと思っていました。今回、その念願が叶いました。

　強いイメージのあった大量のバイクを目の当たりにすることから始まり、遺跡をいくつも巡ったり、刺繍や編み物、ランタンといったベトナムの人たちの繊細な文化、フォーやバインセオ、春巻きといった食文化も楽しんだりしました。ホーチミンさんへの尊敬を至るところから感じ、チャンアンの川下りでは壮大な自然に圧倒されました。また、現地の学校や日本企業の現地支店、日本企業とのビジネスを行っているベトナムの企業を訪問するという、観光旅行ではできない貴重な経験もすることができました。日本語や日本の技術を熱心に学んでいる様子や、私たちに対する温かい歓迎から、日本に対するリスペクトの気持ちも強く感じました。オンラインでお世話になっていたゴックさんに対面でお会いできたのも、念願が叶ってとても嬉しかったです。

　タクシー運転手やお店の店員さんは英語も日本語も通じない方が多く、翻訳アプリを使って意思疎通を図りました。このような経験はほとんど初めてで、もっと広い視野を持って「世界」を考えていきたいと改めて思いました。言葉が通じない中でもベトナムの人たちのあたたかさを感じましたし、私たちが「Xin chào（こんにちは）」、「C?m ?n（ありがとう）」と言うととても喜んでくれていたのが印象的でした。

　歓迎してくれたベトナムの方々、一緒に研修に参加したメンバーのおかげで大変充実したベトナム研修となりました。