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教授 津村 文彦 Fumihiko TSUMURA

Classes
文化人類学、地域研究論、国際フィールドワーク(非英語圏)、タイの言語と文化Ⅰ,Ⅱ、基礎演習Ⅰ,Ⅱ, Ⅲ,Ⅳ、ゼミナール
Area of Study
文化人類学、東南アジア地域研究
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    授業紹介

    地域研究論

    「地域研究論」は1年生向けの選択科目です。東西に長いユーラシア大陸を取り上げて、自然環境や人々のネットワーク、世界観などで結びついた地域ごとの特性について学びます。「王はいかにして王権を得るのか」、「カミサマの姿とは」などのトピックでグループディスカッションをしながら理解を深めます。

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    研究紹介

    東南アジアの呪術と精霊信仰

    専門は文化人類学で、東南アジア、特に東北タイの呪術と精霊信仰を研究しています。具体的には、お化けや呪いのほか、憑依、伝統医療、古代文字、イレズミ、水牛飼養、農村経済など、幅広く取り扱っています。
    ゼミナールでは、世界の文化や社会を事例として取り上げながら、自文化について反省的に捉える眼差しを身につけてもらいたいです。

ワタシとコトバ

文化人類学のフィールドワーク(現地調査)では、コトバは重要な道具で、インタビュー、何気ない雑談、またゴシップなど、様々なレベルの情報を提供してくれます。しかし、コトバだけでなく、カラダ(動きや感覚など)やモノ(物質文化)も、同じく、あるいはそれ以上に重要な情報です。コトバはカラダやモノと並ぶ世界とつながる接点です。

ワタシとセカイ

1999年、初めてのフィールドワークが東北タイのノンコイ村でした。およそ20年もの付き合いで、病気で亡くなった親友もいれば、中学生だった子が立派なお母さんになっていたりもします。それでも、いまも村に行くと「日本の息子が来た」とみんな温かく迎えてくれます。いまとなっては僕のもうひとつの故郷です。

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