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2021/12/06

Vol.4 富士山女子駅伝に向けて最上級生がチーム牽引

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駅伝無敗の4年生、それぞれの思い
?支える力?と?引っ張る力?

10月31日に行われた全日本大学女子駅伝では大会史上最多タイの5連覇を成し遂げた名城大学娱乐老虎机_mg老虎机-【唯一授权牌照】。そこから約1ヵ月が経ち、年末に開催される全日本大学女子選抜駅伝(略称:富士山女子駅伝)へ向けて研鑽を重ねている。12月30日に行われるこの大会は過去3連覇しており、4年連続での大学女子駅伝2冠を目指す。ここで勝てば、最上級生は2大駅伝に一度も負けることなく卒業していくこととなるという、重要な一戦だ。「駅伝無敗」を見据える今年の4年生は7名。それぞれの思いを持って過ごしてきた彼女たちの4年間をここで振り返ろう。

水澤唯菜選手

新潟?長岡大手高校時代は中距離を中心に取り組んでいた水澤選手。入学時は距離への対応に時間を要し、1人での練習も多く行ってきた。3年間は自身のペースで競技に取り組んできたものの、最上級生になる際に、競技続行へ迷いの気持ちが生じたと話す。
「3年生までは先輩に頼っていればいいという感じでした。最上級生になってチームを支えなくてはいけない立場になり、走れていないことで競技を続けていいのか悩みました。辞めようと思った時期もあります」と振り返る。思いとどまったのは、周囲の仲間がいたから。競技続行を決めてからはチームのためだと考えて走れるようになったそうだ。大学で印象に残ったレースは2年時の新潟県選手権。「大学で初めての、地元でのレースでした。今もがんばっているという姿を見せられて良かったです」。800mで1位(2分19秒04)、1500m2位(4分41秒51)の結果を残した。「自分は走りでチームを引っ張ることはできていませんが、生活面で4年生らしさを出したいです。きついときの声掛けなどもやっていきます」と最後まで力を尽くすつもりだ。

松澤綾音選手

1年時に全日本大学女子駅伝で4区を走った松澤選手。2連覇の優勝メンバーとして名を連ねたが、1年生の1月頃から長距離選手によく起きる脚の付け根の故障、俗にいう「ぬけぬけ病」の状態になり、うまく走れなくなった。特にトラックを走るのが難しく、他の選手たちとは別のメニューで練習に取り組むことも多かったという。2、3年生の頃は走れないことで気持ちが晴れず、モヤモヤとした状態が続いたが、4年目を迎えてからは「できるところまでやろう」と考えられるようになれたと話す。
「前に立って引っ張るというより、後ろからみんなのことを見るというのが自分には合っているように感じます。キャプテンの和田(有菜)はチーム全体のことを見ているので、自分は彼女が気づかないようなところまで目を配って、伝えるべきことを伝えたりしています」と今は4年生として細やかに注意が行き渡るよう努めている。「名城大のみんなに出会えたことが自分の財産です。今年で小学校から続けてきた陸上生活が終わることになるので、残りの期間をより充実させて、思い出を最高のものにしたいです」と話す。

藤ヶ森美晴マネージャー

現在、マネージャーとしてチームを支えている藤ヶ森さん。選手として入部し3年間競技を続けてきたが、今年1月頃にマネージャーへの転向を考え、自身の役割を変える決意に至った。主務の市川千聖さん(3年)とともに、給水やタイム測定などで練習をサポートしている。「(市川)千聖は後輩ですが、同級生のように何でも話せる仲だと思います」と、チームで唯一のマネージャー仲間とも良好な関係。
「人と話すのはもともと好きでしたが、マネージャーを始めてからいろいろな方と話す機会も増え、言葉の選び方など学ぶところが多かったです」と新たな役割の中で学びを得ている。同級生とはオンオフ問わず仲がよく、授業などでもともに過ごす時間が長いそうだ。「同期の7人と笑って引退したい」とチームメイトへの愛にあふれているが、そればかりでなく監督も強く慕っている。「米田監督が本当に大好きで、恩返ししたい」と力強く話した。

井上葉南選手

「入学当初の3000mでは同級生の中でも自分が一番遅いくらいで、どの練習もいっぱいいっぱいでした」と3年前を振り返った井上選手。大学に入ってから着実に力を伸ばし、3年時には5000mで日本インカレに出場、今年は3000m障害にも挑戦して同じく日本インカレを走った。やや貧血気味の体質だが、食事を提供している名古屋学芸大学?南ゼミの方と話したり、雑誌を読んだりして知識をつけ、競技者として必要なことを吸収していくなどの能動的な姿勢も競技につながっていった。2年時に富士山女子駅伝のメンバーに入ったこと(3区区間2位)がこれまでで最も印象深いこと感じており、今年もメンバー入りしたいと強い熱意を持っている。
「すべてが最後だと思うと、1日も無駄にできないという気持ちになります。後悔することのないよう、今までで一番の状態にしたいです」と気合を入れている。
大学卒業後は地元?岐阜県警の採用が決まっており、将来的には「白バイで駅伝の先導」という目標を持っている。「実業団の駅伝で、先輩や同級生たちが走るレースを先導できたら、と想像するとすごく楽しみになります」と、新しいステージでもチームメイトとの関係を新たなかたちで築いていきたいと考えているそうだ。

鴨志田海来選手

理工学部の鴨志田選手は、ゼミや論文執筆など学業の面でも多忙だったが、うまく競技と両立させながら学生生活を送ってきた。今年は寮長の役割も務め、監督からの「何事も中途半端にやるな」という言葉を肝に銘じて過ごしているそうだ。今年は4月に右のかかとを痛めて7月後半の合宿の頃から通常の練習メニューに復帰し、現在は富士山女子駅伝の出走を目指してトレーニングを積んでいる。
「1ヵ月間で変わることができるのは、去年の自分が証明していると思います」と、短期間で急成長を見せ自身初の名城大チームの一員としての駅伝デビューを果たした前回の富士山女子駅伝と同じように、今年も調子を上げていくつもりだ。
前回大会では3区区間5位の成績だった。自他ともに認める明るいムードメーカーで、「競技を大学で終えることは入学したときから決めていました。残りの期間、悔いのないように過ごしたいです」と大会本番まで全力で取り組んでいく。

松智美ムセンビ選手

副主将を務める松選手は早くから陸上で注目を集めてきた選手。高校生で3000m8分台をマークし、日本陸上競技連盟の「