モチベーション+?→P.013010第一志望の国立大学に落ち、名城大学に入学サークル活動に誘われることを待っていたが、誰からも誘われず孤独を感じる大学のHPで見つけたプロスポーツビジネス研究会に加入頼れる先輩たちが卒業した後は、社会連携センターの職員やバスケットボールチームの運営スタッフに相談しながら活動を進めました。研究会が発足して初めての説明会を開き、ホームページなどでも活動を紹介されたおかげで、メンバーは12人に増えました。バスケットボールの輪を広げるために大学祭に初出展した時は、プロジェクトリーダーとして全体を見ながら判断することに苦労し小さな失敗をいくつも重ねました。しかし、次第にメンバーが当初よりも積極的に行動した時はとてもうれしかったです。こうして準備期間の2ヶ月はあっという間に過ぎ、今思い出しても濃密な日々でした。当日は4つのアトラクションを用意し、すべてクリアした人にはバスケの観戦チケットを贈りました。2日間で150人の来場を見込んでいましたが、実際は320人という想定を大きく上回る結果で、これまでにない達成感を味わいました。「おもしろそう!と思って参加したら、ドルフィンズのイベントだった」という声も多く、チームの認知度アップにつながったと思います。今後は、研究会の運営を後輩に託し、私はサポートや組織の仕組みづくりに取り組むことで、新しい経験を積んでいきたいです。思い返すと、必要な情報を取捨選択し、とりあえず行動してみたことで成長できたと思います。自分で選んだことなら、たとえ失敗でもプラスにできると信じて、これからも実践力を磨いていきたいです。プロスポーツビジネス研究会を担う立場に。仲間と大学祭を成功させ、達成感を味わうができるか考えている最中でした。しばらくは先輩たちの立案を手伝っていましたが、2年生になりイベントのリーダーを任されたことが転機になりました。先輩たちが「自分たちが卒業する前に経験しておいた方がいい」と世代交代を考えてリーダーを託してくれたのです。これまで受け身姿勢でしたので、自ら考えて行動しなければいけないことにプレッシャーを感じました。最初に悩んだのは、自分の意思をどう伝えればいいのかということです。相談すればアドバイスやサポートをしてくれる先輩や仲間がいるにも関わらず、ひとりでモヤモヤと悩んでいました。「このままでは間に合わない!」という状況になってやっと一歩が踏み出せましたが、今思うと何でもいいからまずは動いてみるべきだったと思います。とりあえずやってみて、ダメならそこで考えればいいと気づきました。 SUPPORT 01社会連携センター「PLAT」夢中になって取り組めば失敗もプラスにできる
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