大学概要【2023年度実施分】MATLABによる数理?データサイエンス教育の導入と展開
理工学部
MATLABとは、科学技術計算のための高性能なプログラミング言語です。2019年度に、このMATLAB/Simulinkが包括サイトライセンス(TAH)として学内に導入され、すべての学生、教職員が天白、八事、ナゴヤドーム前キャンパスで利用できるように全学的な教育?研究の共通基盤として整備されました。このMATLAB/Simulinkは統計学、情報通信理論、金融システム論などにも有効に活用できるため、これを用いて、数理?データサイエンス教育を展開することを試みます。
関連リンク
ACTIVITY
メカトロニクス工学科における卒業研究へのMATLABの利用
2024/01/29
マルチコプタの制御系設計へのMATLABを利用している様子
メカトロニクス工学科では,卒業研究においてMATLABの活用を促進しています.その1例としてロボットシステムデザイン研究室(大原研究室)では,MATLABおよびSimlinkを活用し,新規コンセプトのマルチコプタの制御系設計にて活用しています.
数理?データサイエンス教育の卒業研究?修士課程リサーチワークへの展開
2024/01/29
理工学部電気電子工学科における卒業研究テーマ「電子計数画像からの干渉縞の位相の推定」に取り組む様子
理工学部電気電子工学科においても,数理?データサイエンス教育に力を入れており,2年次の「電気基礎理論3」の授業では,MATLABを活用し,多変量回帰モデルの推定の基本である最小二乗推定などを学び,卒業研究や修士課程リサーチワークでは,さまざまな研究テーマにおいて,MATLABを活用し,実際に多変量回帰モデルの推定などを行なっている.
数理?データサイエンス教育の数学講究?修士課程リサーチワークへの展開
2024/01/30
理工学部数学科においても,数理?データサイエンス教育に力を入れており,4年次の数学講究や修士課程リサーチワークでは,さまざまな研究テーマにおいて,MATLABを活用し,アルゴリズム及びプログラムの作成をすることで,ホワイトノイズ解析や,確率過程の漸近挙動などに取り組み,研究成果を挙げている.